昭和50年の夏。主人公は文化住宅と工場が隣接するエリアに住む幼子を抱える若夫婦だ。ふとした思いつきから「海に行こう」と提案する父。夫婦の息子・勇太にとっては初めての海。妻は上機嫌で海水浴の支度をするのだが、仕事に疲れた父は、その約束を反故(ほご)にしてしまう。…真夏の陽射しのように容赦のない社会に蝕まれるサラリーマン。その徒労感は家族との絆を失わせるが、そこから這い上がる力をくれるのもまた “家族” であることを教えてくれる。表題作の他に、8mmフィルムの短編二作品を収録!
※第5回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭短編映画部門入賞、CINE VIS CINEMA2003奨励賞、第3回TAMA NEW WAVE入選
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